古民家改修工事

100年の時を超え、さらなる100年への大改修工事


Y様邸(小野町)古民家改修工事(すべて自社設計・施工です。)

築100年のかやぶき屋根の古民家を、人にやさしい家に大改修しました。

< 外 観 >

Before(改修前)

飛び石で作られた かやぶき家 馬小屋が一緒で75坪の平屋

屋根裏は たばこが吊られるようになっており 中2階としても利用が

出来た

after(改修後)

飛び石はベタ打ち 布基礎 土台は取り替え 柱入れ替え サッシペアガラス 壁 漆喰 下見板張り 屋根 銅板 


< 居 間 >

Before(改修前)

帯び戸と神棚 桁 梁を活かし 洗い流した

after(改修後)

壁は 漆喰 帯び戸 神棚 桁 梁 塗装を掛け 漆喰との調和を図る

茶箪笥を置く所は 板張り無垢材(ケヤキ)120×3000×15

天井は 杉板無垢材 450×1820×25 

15帖の居間 


< ロ フ ト >

Before(改修前)

タバコや 蚕を 置いた 屋根裏

after(改修後)

萱の見える所は 板張りにして ホールが見える所は手すりを廻している

ロフトから見下ろすホール

ホールに囲炉裏を取り付け 炭火が熾せる

ホールだけで22帖あり 天井吹き抜けの解放感


< 床 の 間 >

Before(改修前)

昔ながらの書院作りの床の間

after(改修後)

既存の書院の形を残し 自分の裏山の臙脂の木を使い 掛け軸 又絵

など掛けやすくしてあります 戸を開けると 物が飾れるスペースがあります


< 廊 下 >

Before(改修前)

高さが1758㎝しかないローカでした

after(改修後)

床は桜の無垢材 入口内法は2000㎝ 窓は2,200㎝とし 明るさを取り入れました


< 階段親柱 >

階段親柱は普通1200㎝の物ですが ここでは3000㎝の物をつかっております 玄関が広く7畳あり 親柱も庭の檜科である物をそのまま使っています

ホールが広いため戸当たりの役目もしています

この鴨居に5枚の戸が入っております


< 軒天化粧 >

Before(改修前)

外壁は下見板張り 既存軒天トタンまき

after(改修後)

軒天廻りすべて 杉板 垂木はモミの木化粧


< 屋 根 >

Before(改修前)

足場 自社 屋根 銅板張り 自社 鉄と銅は相性が悪く (注意が必要) お互い振れない用に施工 

after(改修後)

銅板の美しさ 重み 風格の仕上がりです



W様邸(都路町) 蔵改修工事

築80年の物置倉庫を「蔵」風にして欲しいとの依頼がありました。

< 外 観 : 前 面 >

Before(改修前)

土台は腐り 傾きもひどく 壁も腐り 屋根も雨漏りひどい建物でした

after(改修後)

物が入れられ 蔵の用に見え との要望でしたので こうなりました


< 外 観 : 背 面 >

Before(改修前)

見てのとうりです

after(改修後)

バランスを考え 蔵独自の末広がりの ハの形を取り入れてあります